2009/1/5(月)
保護者2さんが退院し、付属の介護施設へ移動、再入所の手続きを済ませたその足で、妹の入院先へ向かいました。
高速道路を走り、まずは実家へ向かいました。
実家へ到着すると、母も一緒に病院へ向かうことになりました。
弟君へ電話をし、「今から、母を連れて病院へ向かうけれど、その後はどうなってる?」
と聞くと、
弟君 「僕もその後の容態とかを知りたくて、妹旦那に朝から何度も電話するが繋がらず、今の状態がわからない」
「今さっきまで、妹同居の義父母が姪を連れて、父事務所にいた」
「事務所前の美容室へ来たそうで、姪達が、父事務所へ寄ろうと言うので立ち寄ったそと言っていた」
「二時間くらい事務所にいられちゃって、僕は仕事にならなかった」
「あの後見舞いへ行ったかも・・・、もしかしたら、病院で会うかもしれないよ」
病院へ向かう車中で、母が昨日の妹の様子を話してくれた。
美容室でカット中、気分が悪くなり、弟に電話
意識は混濁、息も絶え絶えで運ばれたが、母が見舞った時には安定して
ただ 気持ちが悪い と訴えていた・・・と。
「数日くらい入院して検査をするのではないのかな?」
とも。
隣町の救急病院へ到着し、妹の病室へ行くと
寝ていた妹が、私の顔を見るなり 開口一番 怒り出しました。
「来なくていいって言ったのに!」
「妹旦那に、来なくて大丈夫だからって言うように言っといたのに!聞かなかった!?」
晴れ晴れ 「何も言われてない・・・」
「どちらにしても、今日は来るつもりだったから」
妹 「何でちゃんとそういうことしてくれないのかなー!」 (妹旦那への怒り)
大きな声で怒っていました。
そうした少し後、御見舞を渡すと
妹 は、ハッハッハ と笑って
「さっき、先生が来てね」
「血液検査でも異常はなかったって」
「パニック障害 と思われるって」
「パニック障害で、死ぬことはないんだって」
「でも、本当に苦しかったんだよ」
「息ができなくて、胸が苦しくて、心臓発作かと思った」
治療計画書 を見ると、
『パニック障害の疑い』
『心療内科のある病院 へ』 と書いてありました。
『パニック障害』 ・・・ と聞いて、私はピン とはこなかったのですが、 母には『パニック障害』の知人がいるらしく・・・
『うつ病 よりは、ずっとイイ・・・パニック障害は、治るから』 と、後で言っていました。
妹が、
「今日、退院することになったから」
「実家に帰ってゆっくりする」
「旦那が遅いな~」
「時間休とったんだから、もうとっくに来てもいいのに」
「メールしたって、全然返信がないんだよ」
と、また 盛んにイラついている様子でした。
「今日、帰る」と、急に言うので、母と私は荷造りをバタバタとはじめました。
そんなところへ、妹の旦那様が子供達を連れてかけつけました。
妹は、旦那様が到着すると、クルッと旦那様にお尻を向けて寝てしまいました。
晴れ晴れ 「どうしたの?」 と妹に聞くと
妹 「なんだか、気持ち悪くなった・・・」
それに気づいたか気づかないか・・・
妹旦那 「それじゃ、今から退院の手続きと支払いしてきますんで・・・」 と、病室を出て行きました。
戻ってきた旦那様に、
晴れ晴れ 「実家に帰って静養すると言っているけれど、いいですか?」
と聞くと
妹旦那 「仕方がないですよね~」 と、何となく事務的に言う。
それは、何となく、嫌な物言いだった。
心がないと言うか、愛情が感じられないと言うか・・・他人行儀で突き放した感じ・・・
それから、ナースステーションで看護師さん達に 『お世話になりました』 と、挨拶をした。
ヒョコヒョコ 一番後ろについてきていた妹は、育ちの悪いヤンキーのお姉さんみたいに、 ヒョコ っと頭を下げただけだった。
目がうつろ だった。
そんな姿を見て、
『心の病気』 になってしまっているのだな・・・と思う。
車に荷物が乗っていると言う 妹旦那様 と 駐車場まで二人で歩いた。
晴れ晴れ 「こんなことになって迷惑かけますね」
晴れ晴れ 「御父様お母様も心配しているでしょうね。ごめんなさいね。」
と道々話した。
すると、意外な答えが返ってきた。
妹旦那 「いいえ。 家のおふくろ達は心配していません。」
「おふくろが言ってました。」
「女には、一度や二度、死んでしまいそうになる・・・死ぬかと思うことが誰にでもあるもんだ」
「私だって、二回位、ああ!このまま死んじゃうんだな・・・と思うことがあった って・・・」
「そう簡単に、死にやしない」 って言ってました。
「だから、両親は心配していません」
私は、絶句! してしまいました。
『随分、冷たい言い草ね』 ・・・と、悲しくなりました。
『だから、同居している嫁が救急車で運ばれても、見舞いにもこない訳?』
駐車場で、当座の荷物を手渡されました。
そのまま子供を連れて帰宅するような話をするので、
晴れ晴れ 「実家まで、ちゃんと送ってあげて下さい」
「病気でしょ?」
「病気なのに、送ってもくれなかった・・・って、怒りそうな気がするから」
妹旦那 「そうですね・・・確かに、言いそうだ」
妹は、旦那さんと子供達の乗る車には乗らず、晴れ晴れの助手席の扉を開けて乗車。
実家までの車中、『気持ちが悪い』 と、車窓を開け、シートを倒して寝ていました。
実家に到着し、ベットをセッティングして妹を寝かせました。
それから、帰宅していた父と妹旦那と子供達を連れて、近所の手打ちうどん屋さんへ。
夕食を食べて実家へと戻りました。
その外出中、妹に 小さな発作 が起こっていたそうです。
母が、『御飯できたよ』 と階下にいざなうように入室すると、
ベットで寝ていた妹が、 布団をガバッ とはぎ
「お母さん、苦しい!」「苦しい!」 と、ゼーゼーしたのだそうです。
そこで、母は、
「大丈夫」「大丈夫」
「深呼吸」「深呼吸」 と、なだめたのだとか・・・
それから、姪達は、みかんを食べ、絵を描き、いつもと大差なく大騒ぎをし、妹旦那様と21時過ぎに帰って行きました。
その後、妹は洗髪したいと一番風呂をし、母から精神安定剤 を貰って就寝しました。
妹は、クークークークー よく寝ていました。
深い眠りのようでした。
私は、妹の寝ている隣に布団を敷き、妹の寝息を聞きながら 就寝したのでした。
妹は、結婚当初から、義父の建ててくれた二世帯住宅の二階に住んでいました。
一階に 夫の祖母と週に一度くらいしか戻らない官庁勤めの義父との二世帯同居でした。
嫁姑不仲の義母は、自分の家を建てて別居していました。
ところが、数年後、祖母が介護施設へ入所し、約三年前、その義父母が復縁し、同居したのでした。
(籍は抜いていなかったので、事実上の復縁)
復縁、同居の話は、妹には全く聞かされずのことだったらしいです。
妹からしてみれば、何も知らされずに、義母が引越しをしてきた のだそうです。
妹なりに、同居生活を頑張ったようですが、仁王立ちして怒鳴り散らす姑 との不仲が募るばかりの生活だったのでした。